『体中が火あぶりの刑』にされるような線維筋痛症から回復した話


yj この記事を書いた川村妙子プロフィールはコチラをクリック

yj 丸太ヨガ体験会スケジュールを見るにはコチラをクリック

 線維筋痛症を克服するための戦いの日々!

私自身が40代後半から『体中が火あぶりの刑』にされているような
非常に辛い痛みを経験し病院や治療院のハシゴをした時期があります。

sukagawa-taimatsu01

整形外科・婦人科・神経科・脳神経科・内科など・・・
他にも整体マッサージ・鍼・接骨院などにも随分通いました。

時間とお金ばかりがかかり、その場では一時的にラクになっても
2・3日すれば、元の状態であちこちが痛い。
日々、痛みの箇所が転移して
自分ではどうしていいのかわからない状態でした。

 症状は『更年期障害・自律神経失調症』と類似している

どこの病院に行っても言われるのが、
『更年期障害・自律神経失調症』でした。

特に関節周りにひどい強張りや痛みがあったので、もしかしたら『リューマチかな?』と思い
内科で血液検査をしてもらいましたが、『リューマチではない』と言われました。

私は、このままどうなるんだろう?と不安な毎日で、暗闇のどん底にいて、這い上がれない状態でした。

いろんな方に身体の悩みを相談してきて、勧められたのが『ヨガがいいと思うよ!』という言葉でした。

それからは、いろんなヨガスタジオに通いながら自分の身体と向き合ってきました。

『自分で学ぶしかない!』

『自分の痛みを何とか治したい!』
ただ、それだけの思いでした。
ヨガのインストラクターやマッサージの先生に相談しても
自分の身体の悩みを解決してくれる答えが見つからず
『自分で学ぶしかない!』とヨガインストラクターの養成学校に通うことにしました。

・生理学
・解剖学
・栄養学
・呼吸法
・心の在り方
・ヨガ哲学や歴史

すべてが未知の世界であり、自分に足りていない知識を学ぶのに
『必然と導かれたこと』と認識させていただきました。

ヨガ養成講座終了後に
ある記事を発見しました。

日本テレビアナウンサー大杉君枝が、東京都渋谷区の自宅マンションから転落死した。
事件性はなく、飛び降り自殺とみられる。
大杉アナは出産後、線維筋痛症に悩まされていた。
記事はこちら
  ↓
日テレ衝撃 病気に耐えきれず…大杉君枝アナ自殺背景

線維筋痛症は中枢神経の乱れから?
  

この時に初めて『線維筋痛症』という病名を知ることになりました。
調べていくうちに私の身体の状態とドンピシャリだったのです。

そして、痛みがあるところを押してみると『コリコリしたシコリがたくさんありました。』

それが『トリガーポイント』と呼ばれているものでした。

『トリガーポイント』とは?
   ↓
http://trigger110.net/trigger-poin

 

線維筋痛症の人に多く見られるトリガーポイント図
(これだけではなく、本当はもっとたくさんあります。)

『私がリサーチして腑に落ちたこと!』

************************************
木村 裕明先生木村ペインクリニックさんの記事から読んで
納得したことです。
   ↓

原因

線維筋痛症の原因はまだよくわかっていませんが、有力な説として、脳が痛みの信号を感じる機能に障害が起きていると考えられています。
脳には痛みの信号を伝える機能(アクセル)と信号を抑える機能(ブレーキ)が備わっていますが、
何らかの原因でこの機能に「誤作動」が生じ、ブレーキが効かない状態もしくはアクセルを踏み過ぎた状態になると、
通常では痛みを感じない程度の弱い刺激でも痛みを感じるようになります。
このように、脳機能の誤作動が痛みの原因であるため、線維筋痛症では痛みやこわばりなどの症状が見られる部位を検査しても、
異常は見られません。
こうした脳の機能の誤作動は、心理的・社会的なストレスや外傷がきっかけとなって発症する事が多いと考えられています。
ただ、ストレスを受けた人すべてが線維筋痛症を発症する訳ではなく、まだよくわかっていないことも多いため、
現在でもさまざまな議論・研究が行われています。

トリガーポイントが生じる理由、なぜできるのか?

『トリガーポイントが形成される要因は、主に「不動」と「使いすぎ」と考えられています。
長時間同じ姿勢を維持したまま動かさないこと、あるいは同じ筋肉を酷使すること(オーバーロード)によって
筋肉に微小な損傷や炎症が起こり、筋膜に癒着が起きます。そこにトリガーポイントが生じるのではないかと考えられます。

その他にも様々な原因があるともいわれていますが、正確にはわかっていません。
ただ、加齢によって体全体の水分が減ることで筋膜は癒着しやすくなります。
経験的には、40歳からトリガーポイントができやすくなると考えています。
栄養状態や糖質の過剰摂取も筋膜の癒着に関連がある可能性が報告されています。』

 線維筋痛症の主な要因とは?

主に「不動」と「使いすぎ」と考えられています。
長時間同じ姿勢を維持したまま動かさないこと、あるいは同じ筋肉を酷使することが・・・すべて当てはまる。

私の場合はダンスが好きで、かなりハードに運動しました。
1日に多い時には、エアロビクス・HIPHOPなどのダンスを3本くらいして
ストレッチなどが足りず、
翌日は、座りっぱなしのデスクワークでパソコン作業が10時間くらいありました。

そして、昇進・昇格をした時に初めての知らない仕事につかされ部下が優秀・・・
仕事・システムがわからない!教えてくれる人がいないという凄いストレスと挫折感・・・

そんな時に父親が癌の末期で寝込んでしまい対応に追われました。

子供が、受験期でもありました。具合が悪くならない方が、おかしいよね!!

************************************

 ヨガ・ストレッチ・マッサージが線維筋痛症を克服する鍵!!

運動が嫌いという方も多いし

運動が大好きという方も多い(私はこちらに該当します。)

要はバランスです。
何ごともほどほどのバランスが大事です。

動かなければ肉体は退化するし
動き過ぎれば、疲労が大きいです。

頑張らずに力まずに抜くようにする動きをマスターするのが大事です。

だから、マッサージをしながら筋肉を緩めてあげるのが一番のオススメです。

私が凄く痛かった部分が下記の図の青○の部分です。

赤い丸が線維筋痛症の症状を確認するチェックシートですが、
これに青〇をつけたところが、
私が凄く痛かった部分です。
背中は丸太で出来ますが、全面は指やツボ押しグッズ等で
マッサージしてみてください。

とにかく身体を冷やさずに血行を良くしてあげることと
ストレスを溜め込まないようにするのが
線維筋痛症の克服方かな?と思います。

 

 どんなヨガ・ストレッチ・マッサージがいいの?

寝転んでラクロスボールやテニスボールを首の付け根・肩甲骨当てて、頭を降ろしましょう。
ドツボにハマります。
これで、肩を上下に持ち上げたり下げたり、肩回しをしてください。

最近、ラクロスボールのコリほぐしにハマってます。
もっと前に知りたかったですね。

肩甲骨の周りは、テニスボールだとずれてしまいピンポイントで安定しにくいのが難点でした。
ゴムボールは筋肉にピタッと密着してくれるので、ドツボを指圧してくれます。

探すのが大変な方は、この下をクリックすると2amazonの購入ページが見られますよ。
  ↓

赤と黄色の2色が入っています。

こんな感じで肩甲骨の凝っているところにあてて、リラックスして寝転がります。
身体を左右にゆらゆらしたりしていると凄いマッサージ効果があります。
腕が上がりにくい人や肩コリのひどい方は、肩甲骨のコリをとってあげるのがオススメです。

ちなみに私は、ここに当てながら肩回しをします。
ゴリゴリ・メリメリという音がしました。
筋膜の癒着がどんどんはがれていく感触が凄いです。

腕の可動域が上がることは間違いなしです。

もちろん丸太棒は、とてもオススメです。
私の身体を治してくれたのが丸太棒だから。

自分で開発したオリジナルの動かし方がたくさんあるので、
使い方がわからない!やり方を知りたい!という方は
体験会にお越しくださいね。

ただ、線維筋痛症の方は個別のパーソナルの方がおすすめです。
1か所づつ、トリガーポイントを取ることに意識をむけていただきたいし
他の受講者さんに手が回らなくなってしまいますので。
日程調整は、個別でさせていただきますので、メールをくださいね。

 

メールアドレス marutayoga@gmail.com  川村まで

個別レッスンとなりますので、75分を¥5,000円で施術させていただきます。
(月・水・金が対応可能です。)

公開日時: 2017年1月3日 更新日時: 2017年10月15日

→トップページに戻る
→ブログの新着記事一覧を見る

 ご案内

 

marutabanner

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

多摩市聖蹟桜ヶ丘でスタジオプラーナで ヨガ&ストレッチ&姿勢改善教室を開催しています。 YMCメディカルヨガスクール卒業 沖ヨガ2級指導士(1級を取るに指導経験20年以上ないと取れないので2級です。) 横浜ライフアップヨガ学院 極楽リセット指導資格取得 アロマ認定講師 自分自身が、さまざまなダンスを25年してきました。 いろんなケガをたくさんしてきて、 ヨガやセルフケアを学び、自分の身体を助けてくれる セルフケアをたくさん勉強しています。 首の痛みケア(ムチウチ症のケア)肩こり・肩甲骨痛・猫背姿勢改善・ 足のムクミの改善を特に得意にしたレッスンをしています。