日本人の平均寿命
日本人の平均寿命 女性86.99歳、男性80.75歳(厚生労働省発表) 2017年3月 3日 10:52
平成27年の日本人の平均寿命が女性86.99歳、男性80.75歳となったことが、厚生労働省が5年ごとに発表している「完全生命表」で分かった。
前回調査(平成22年)から、女性が0.69歳、男性が1.20歳延びた。
厚生労働省では、人口推計などから「簡易生命表」を毎年作成。国勢調査の人口などから5年ごとに「完全生命表」を公表している。
昨年7月発表の簡易生命表では、女性が87.05歳、男性が80.79歳だったが、今回の完全生命表では、女性が0.06歳、男性が0.04歳低くなった。
生命表は各年齢の「平均余命」を取りまとめており、0歳の平均余命が「平均寿命」となる。
健康寿命とは?
健康寿命という言葉があります。これは、平均寿命とは違います。
厚生労働省の定義は次の通りです。
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」
となっています。
平均寿命との違いは、日常生活に制限がある「健康でない期間」が含まれていないことです。
つまり、日常生活を送る上で誰かの手によって介護や看護などの世話にならず、趣味や生きがいを持ちながら、
自立して健康な生活ができる期間と言えます。
近年PPK(ピンピンコロリ)という言葉が盛んに使われ始めました。
これは、元気に過ごして亡くなる時はコロッと逝こうという意味ですが、
実現するのは簡単ではありません。
最新のデータでは(平成25年に2年前の平成23年:2013年のものを発表)
男性の平均寿命が80.21歳に対し健康寿命は71.19歳、女性の平均寿命が86.61歳に対し健康寿命は74.21歳です。
定年後はどうすごすか?
新橋で、今日定年退職をされた男性にインタビューをしたところ
明日から何をしようか?
どうやって過ごすかを何も考えていないそうです。
そんな方が、ほとんどのようで、
地元に友人もいないので、
家でゴロゴロしてテレビを見ている男性が多いそうなのです。
60歳で定年になり健康寿命だと男性は11年 女性は14年が介護や看護などの世話にならず、
趣味や生きがいを持ちながら、自立して健康な生活ができる期間ですね。
やはり退職前にどう老後を過ごすか?
ある程度、先輩を見てリサーチして自分に合う楽しみを探したいものです。
私は、スポーツクラブに通っていますが、高齢者がどんどん増えてきています。
仲間作りをして、身体を鍛えたり
ストレッチをしている男性を多く見るようになりました。
終了後は、飲み会などもして楽しんでいる男性も多いようです。
その代わりにプログラムが、優しいメニューが増えているのがちょっと寂しいです。
豊かな老後を過ごす3か条!!
そして、豊かな老後を過ごすには、この3か条がいいそうです。
☆ 嫌いなことに手をださない
☆ 今までの経験を生かす
☆ 子供の頃に好きだったことをする
でも、健康でないと趣味も楽しめません!!
オススメの趣味
・歌を唄う ・・・お腹から大きく声をだすことは健康にすごく良いそうです。
・ダンスをする・・・音楽に合わせて身体を動かし手先も動かすので、脳トレにすごくいいです。
・楽器の演奏や指先を使うことを行う・・・認知症にならないために 指と脳は直結しています。
・仲間と楽しく会話して、美味しくご飯をいただけること。
元気で楽しい退職後の生活を送るためにヨガを初めてみませんか?
ヨガには、健康的生活を送れるツールがたくさんありますから。
身体を柔軟にしておくことは、血液の流れも良くなるし怪我をしにくい身体にしてくれます。
じっくり自分を見つめる時間もたっぷり取れるようになるので、
今までの自分とこれからの自分の心と身体を見つめてみましょう。
自分の親の介護をして思うこと
父親は、ほとんど自分のことは自分でする人でしたので
介護するということは、ありませんでした。
末期癌で、入院して2週間後に亡くなるという子供孝行な方でした。
母親は、70代で腹部大動脈瘤という病気になり手術をし2ヶ月入院してから
自宅で一人で暮したいといい、兄姉と私の交代で様子を見にいっていました。
80歳で腎臓が悪くなり人工透析となり
認知症も出てきて、かなり大変な思いをしました。
認知症は、見ている方もかなり苦しいです。
最後は、大腸がんで亡くなりました。
義母は、83歳で足の付け根の大腿骨が癌によって溶けて歩けなくなりました。
検査したら癌がかなり全身に転移し、余命6ヶ月と言われ病院で亡くなりました。
義母は、亡くなる6か月前までは健康寿命生活を送り
趣味を満喫し、お友達と遊びに行ったり旅行も楽しんでいました。
ある意味、私にはこれが理想的なモデルケースです。
そして、義母が亡くなり田舎に一人になった食事を作ることが出来ない
義父を引き取ることに(夫は長男なので・・・)
昔の人なので、『男子厨房に入るべからず』育ちです。
これから高齢者になる男性は、簡単な料理を作れるようにして欲しいと思います。
女房が先に逝ってしまった時は、困りますよ!!
また、遺産相続などで兄弟がもめないようにしておいて欲しいものです。
エンディングノートなども準備しておくことをオススメしたいです。
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