母が坐骨神経痛で歩行困難
介護士をしている常連のお客様から
「母が坐骨神経痛で歩行困難なので見ていただけますか?」
と予約が入りました。
その介護士をしている方も、腰痛を抱えて辛くて苦しいときに、予約を入れていただいています。
調子が良いときや、忙しいときはいらっしゃらないのですが、
辛くなると通って下さいます。
今回は親子で「丸太ヨガの参加」をしていただきました。
お母様は、とても身体が硬い状態で、
正座も出来ない・・・胡坐も厳しいという方で、丸太に寝転ぶ姿勢も取れなかったのです。
この方は、痛み止めと湿布薬と温熱治療で対処してきたそうですが、
マッサージや施術は受けていないそうです。
今回はストレッチポールで対応しました。
今回は、お母様だけストレッチポールをしていただきました。
仰向けの状態からはストレッチポールに乗ることができません。
なので、横向きの寝たまま状態で、身体をスライドさせて横になってもらいました。
ストレッチポールに寝そべりながら、股関節へのほぐしのアプローチをしたり肩甲骨を緩める方法をお伝えしました。
普段、よほどのことがない限りストレッチポールより丸太の使い方を指導していますが、
その人の身体の状態に合わせて状況判断をして、その方に合った方法で指導をしています。
レッスン中は、とても気持良いようでうっとりしながらユラユラしていました。
終わった後は、背中がすっと伸びて
「姿勢が良くなって気持ちいい!」と喜んでいただけました。
坐骨神経痛は、まずお尻を徹底的にほぐすことが大事です。
次に太ももの後ろや側面をほぐすこと。
股関節の動きを良くすることが重要だと思います。
『腰椎の圧迫からくる神経の刺激』が坐骨神経痛の原因!!
でも、一番の根本原因は『腰椎の圧迫からくる神経の刺激』があるからです。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の腰椎神経の圧迫から
坐骨神経痛は、起因していると自分の体験を基に感じてます。
腰椎の圧迫を緩めてあげると坐骨神経痛の痛みは、かなりラクになります。
このポーズは、腰椎の圧迫を取るのにオススメです。
『チャイルドのポーズ!』
私はここからいろんなバリエーションで腰椎を緩めるようにしています。
ストレッチポールでこの箇所をソフト指圧・マッサージしていきます。
丸太棒は、もっとハードな指圧・マッサージになります。
お尻が硬くなる筋肉はここが多いです。
↓
介護に頼らない身体作りをしましょう
ヨガクラス終了後に私が伝えた言葉です。
娘さんは、介護の仕事をして腰を痛めて悩んで苦しんでいます。
* 家に帰ってからも娘に親の介護をさせますか?
* 娘に依存ばかりして負担をかけることが、どんなに大変か解りますか?
* 自分で出来ることは、努力をしましょうよ!
* 娘さんは子育てもあるし家庭があるのですよ!
と伝えました。
ドキッとしたようですが、娘さんが、後ろで、ウンウンと頷いているのが見えました。
自分の身体を守るのは自分しかいないですし
いつまでも娘とはいえ、人任せにしては、決して身体は良くなりません。
子供に負担をかけないように自分の身体をケアすることをしていきましょう。
薬にはなるべく頼らず、自分の身体を最大限に使う努力をしていきましょう。
私も自分の親が生きていたらこれを伝えたかったです。
後悔のない良い人生を、送っていただきたいと思います。
数回通っていただき、コメントをいただきました。
『お孫さんと手を繋いで散歩が30分出来た!とても嬉しかったです。』
とおっしゃっていました。
光景が目に浮かびます。
お孫さんと素敵な日々を送れますように。
年配の方や筋肉が硬くて、丸太棒は硬くて痛いから無理という方は、
ストレッチポールの方が良いと思います。
低価格のものからいろいろありますので、参考になればいいですね。
ストレッチポール
ストレッチポールより強い刺激やマッサージをしたい方は『フォームローラー』もオススメです。
私が使っている『ヒノキ素材の丸太棒』購入はこちらからできます。
↓
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各身体に対応した使い方DVDの用意があります。
公開日時: 2014年4月18日 更新日時: 2017年8月7日
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