ストレッチとヨガの違い?
これはよく質問されることが多いです。
動きはとても似ていますが、違いといえば『呼吸法』でしょうか?
ストレッチでは、『吸って~ 吐いて~』という指導が多いと思います。
ヨガでは、『鼻で呼吸してください!』とお伝えしています。
鼻は『空気清浄器の役割』をしていますので、鼻毛や絨毛・粘膜がウイルスやほこりを
除去してくれます。
そして空気を温めて取り入れるので、気管支を痛めない呼吸となります。
口で呼吸すると喉にウイルスや細菌を直接取り込んでしまうので
風邪をひきやすくなったり、喉を傷めたりしてしまいます。
また口が乾きやすくなるので、ドライマウスとなり歯周病にもなりやすくなってしまいます。
是非、鼻の通りを良くするためにヨガを行う前にティッシュで鼻をかんでください。
アロマのペパーミントやラベンダーなどの香りも鼻の通りを良くしてくれます。
ヨガでは、片鼻呼吸法・腹式呼吸・胸式呼吸・完全呼吸・クンバク(息を止める)バストリカ・ シータリー・ ブラフマリー
などなど、他にもたくさんの呼吸方があります。
ヨガを行う種類で呼吸法も変わってきます。
腹式呼吸は、心を落ち着かせてくれるリラックス効果があります。
副交感神経という自律神経を整える効果があります。
胸式呼吸は、パワーを与えてくれる呼吸方。(ウジャイー呼吸と言われてます)
パワーヨガ・アシュタンガヨガで多く使われています。
人それぞれ、好きなヨガのタイプは違うと思いますが、
自分が行っていて心地良いタイプのもの行うのが良いと思います。
呼吸がとても大事なので、息が楽に出来るものを行うと良いでしょうね。
『息って、生きる!』 長生きすることに繋がります。
『息は心の上に立つ自分』と書きます。
呼吸次第で、生き方が変わるんですよ。
脳に酸素おくってますか?
肺に酸素を入れてますか?
お腹(腸に)酸素を入れてますか?
ちょっとした呼吸の意識で、
『私は今生きている!』と実感できるはず。
死んでしまったら、息は出来ないのですからね。
楽にゆったりとした呼吸を、日常から出来るようにすれば
ちょっとしたことでイライラすることもなく穏やかでいられます。
よく発表会の時や人前で何か発表したりしなくてはいけない時に緊張したりすると
『3回大きな深呼吸してください!』と言われたことはないですか?
深呼吸すると肩の力が抜けてリラックスしやすくなります。
反対に、浅い呼吸は、身体に酸素が行き渡らないので、いつも怒りっぽく、イライラしています。
脳にも酸素がいかないので、集中力もなくなりますしね。
身体が硬いから、『自分はヨガは無理』と言われる方がいます。
『出来るか!出来ないか!』ではなく
『やるか!やらないか!』なのではないかと・・・・・
硬い人ほど行って欲しいと思います。
筋肉が硬いと、血流が悪く、冷え性になったり怪我をしやすくなったりします。
心地よく筋肉を伸ばし、穏やかに過ごすためにも
『朝起きたら、顔を洗ったり歯を磨くように』
自分の為に、何か身体に良い事を習慣にしてみてはいかがでしょうか?
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