【ダンサーに起こりうる怪我と対処方法⑤】 突然のぎっくり腰
『RICE』を覚えてくださいね。
2016年10月1日
今年も残り2ヶ月ですね。
今、この時期はダンスイベント参加の方が多いと思います。
夏の暑い時期は、筋肉が緩みストレッチもそんなにしなくて大丈夫な時期ですが
(冷房の強い場所で踊っていれば、身体の表面が冷えてますからストレッチは必須です。)
秋のお彼岸を過ぎたあたりから
気候が変わり、身体が冷えやすくなります。
そんな季節の変わり目に出てくるのが
『ギックリ腰です!!』
私は医者ではありませんので、自分の経験からお伝えさせていただきますが、
何度もギックリ腰を体験しています。
様々な治療をしてきました。
高額なマッサージに毎月5万円を3年間かけて通いましたが、
2日~3日で元の身体に戻って、痛みとの戦いでした。
3度目のギックリ腰は、大きなくしゃみで、その場に座り込み動けなくなりました。
これをきっかけに『自分の身体は自分で治そう!』と決心しました。
今は、丸太棒とテニスボールのセルフケアで
この8年間、ギックリ腰になっていません。
『突然のギックリ腰』になった時に自分で出来る方法として知っておいて欲しいと思います。
『R はRest(安静)』
単に休むだけではなく、患部を動かさないという意味です。
どのくらい動かせるかと足首を回したりするのは言語道断。
まずは動かないことが大切です。
『I はIce(冷却)』
もし突然起きた場合には、誰かに近くのコンビニエンスストアに
氷を買いに行ってもらいましょう。
氷をタオルに包み患部に当てて冷やします。
突然のギックリ腰は、炎症で熱を持っていますので、
まずは炎症の熱を取るようにします。
3日間のアイシングをしてください。
その後は、温めながらマッサージやストレッチをゆっくり行います。
痛すぎるマッサージやストレッチは厳禁です。
硬くなった筋肉をゆるめるようにしていきます。
『テニスボールを使った腰痛改善動画』です。
痛いのが苦手な方は、やらないでください。
クレームを言われるのは困りますので!
ご自分の判断でお願いします。
でも私は、この方法でギックリ腰と椎間板ヘルニアから解放されて、
今は、楽しくダンスをしています。
『初級者編』
『中・上級者編」
少しでも、自分の腰痛を解決したい!
ダンスをもっと続けたいという願望のある方は、チャレンジしてみてください。
まずは、3週間 21日間 諦めず継続です。
『C はCompression(圧迫)』
患部はすぐに熱を持って腫れ上がってきます。
患部を圧迫し冷やすことにより炎症が悪化するのを防ぐのです。
「I」しながら「C」する。
アイシングしながら圧迫する!
冷却する物で圧迫するのが効率のよい方法です。
『E はElevation(挙上)』
挙上とは、「患部」を「心臓」より高い位置に挙げること。
私たちの身体は重力の影響で血液や体液は下に溜まりやすくなっています。
椅子などに足を心臓より高い位置に上げて
リラックスしてみましょう。
腰を痛めてしまった時は、首と肩甲骨とふくらはぎとアキレス腱の委縮もあります。
『関連痛』というものです。
丸太を肩甲骨の後ろに当ててリラックスする時間を5分してみると
驚くほど、痛みが軽減できますよ。
この写真の方は、長年の肩甲骨痛でお悩みでしたが、
この姿勢を5分間取ったら
あの痛みは何処??になりました。
腰も楽になっているはずです。
本人は、腰痛がなかったから気づかないだけですが、
早めに肩甲骨痛を改善したので、腰に影響が出なかったのだと思います。
腰痛はお尻の硬さにも原因がありますので、
お尻のコリも改善しないと、なかなか良くなりません。
次回は、お尻のほぐし方の記事を書きたいと思います。
1、『大転子・大殿筋・中殿筋』のコリや痛み
2、ダンサーの方の身体の痛み(肩甲骨編)
3、ふくらはぎのコリ・硬いと悩んでいる方に 自分でお金をかけずに簡単にほぐす方法➀
4、ふくらはぎのコリ・アキレス腱が硬いと悩んでいる方に 自分でお金をかけずに簡単にほぐす方法!!②
5、突然のぎっくり腰
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