妊娠中は、出産までの10ヶ月間で大きく体型が変化しています。

特に妊娠後期になってお腹が大きくなってくると、体重もどんどん増えて、骨盤も歪み、大きなお腹を支えるために体型が崩れます。

産後には元に戻るだろうとたかをくくっていたものの、思いのほか体重は減らず、体型も元に戻らないという方も多いと思います。

そこで今回は、産後の体型を元に戻すために、その原因と手軽にできる戻し方をご紹介します。

産後の体型が元に戻らない原因は？

1. 運動不足

産後は、自由に体を動かせるようになるまで時間がかかります。

妊娠中の生活に慣れてしまって、体を動かす習慣もなくなっていますし、

育児に追われる生活で改まって運動する機会もほとんどありません。

そのため、産後は妊娠前にくらべて運動量が少なくなってしまっており、

体に脂肪がたまって体型が戻らなくなります。

2. 栄養摂取量の増加

大きなお腹に圧迫されていた妊娠中と比べると、

産後は圧迫がなくなり妊娠前同様に食べられるようになってきます。

おいしいからと、つい食事量が増えた方や

赤ちゃんへの授乳のためにと思って　たくさん栄養を摂取しようとしている方は、

妊娠前に比べて体重が増えてしまいます。

食欲のコントロールも必用

3. 骨盤の歪み・緩み

出産のためにゆがんでしまった骨盤が体型崩れの一番の原因となり、

痩せにくい体にしています。

出産のために緩み・開いた骨盤は産後に自然と戻りはしますが、

ケアをしてあげないと元通りになるというわけにはいきません。

開きっぱなしにして、放置しておくと

ポッコリお腹・洋ナシのような垂れたお尻になったり

お尻が大きくなってしまいます。

産後の体型戻し、3つの方法！

産後に太って崩れてしまった体型は、それぞれの原因に対してケアをすれば元に戻すことができますよ。

以下3つの方法を参考にしてください。

産後1ヶ月は出産のダメージを回復するために安静にしておく必要がありますが、

その後数ヶ月間は体型を元に戻しやすくなる時期です。

赤ちゃんの1ヶ月健診が終わったらぜひ取り掛かるようにしましょう。

産後の体型の戻し方1. エクササイズを始める

産後の体にやさしいエクササイズを始めましょう。

産後すぐに走ったり飛び跳ねたりといった激しい運動は刺激が強すぎるので、

静的なエクササイズがおすすめです。

インナーマッスルを鍛えるやヨガ、ピラティス・ストレッチなどは動きが激しくないので、

産後1ヶ月後には始めることができます。

軽めのストレッチ程度なら産後1ヶ月を待たずに始めても大丈夫ですので、

少しずつ体を動かす習慣をつけていきましょう。